押し花づくりを成功させるために気をつけるべきこととは?簡単にできる5つのポイントを紹介!

こんにちは、就労継続支援B型事業所キロルです!

キロルでは日々の作業として押し花制作や販売を行っています。

 

前回この記事で押し花の基本の作り方や、きれいに作る方法について書きました。

押し花を作っていると「乾燥がすすまない」「色がぬけてしまう」などうまくいかないことがあると思います。

 

この記事では、

日々押し花の制作をして専門家に教えていただいてわかった、

押し花を制作を成功するためのコツ

についてお伝えします。

押し花を成功させるための5つのコツ

基本の制作方法を押さえる

まず一番大事なのは押し花の基本的な作り方をしっかり身につけることです。

押し花の制作方法についてはこの記事で書きましたので参考にしてみてください。

 

お花のプロに押し花の作り方を教わりました♪きれいに長持ちさせる方法とは?

5つのコツ

今回は押し花を成功させるために大事なことのうちから特に重要なものを5つ選んでみました。

それでは紹介していきます!

 

小さめ、薄めのお花を選ぶ

ビオラはおすすめの花の一つです!

 

外に咲いている花でも、お花屋さんで売っている花でも大小さまざまな大きさの花がありますね。

生のお花を押し花にするためには「乾燥」させる必要がありますので、単純に大きいお花ほど水分が多く乾燥しにくいことになります。

初めて押し花を制作するかたや、初心者のかたはなるべく、

・小さい花

・花弁の薄い花

を選ぶことでうまく乾燥させることができます。

 

庭やプランターなど自分で育てたお花を押すときは同じ株のうちでもなるべく小さめのお花を選んでみるとよいかもしれません。

いただいたお花などで大きいものを押したいときはお花一輪をそのまま押すのではなくて、花弁ひとひらずつ分解しておすとよいです。

分解して押すときのコツは以下に改めて紹介します。

新鮮なうちに押す

 

当たり前のようですが、これが一番大切なことかもしれません。

しかし、押し花の場合、新しければそれだけでいいというのではありません。

お花はつぼみの状態から開花します。

 

つぼみ→開花(お花のひらいた状態)→花びらが散る→種ができる

 

この流れのうち、”開花”のうちに押さなければならないのですが、咲き始めでも咲き終わりでもなく

「一番よく開いた」状態のときに押すのが一番よいのです。

 

とくに大きいお花を分解しておすときは咲き始めの状態だと分解もしにくく、花弁も曲がっていてうまく押せません。

かといって時期を過ぎたお花は花弁が巻いてきてうまく押せず、また色も褪せやすくなります。

 

ただし、つぼみの状態や、咲きかけのお花を自然の形を活かして分解せずそのまま押したものも魅力がありますので、あえて早くおすというのも一つの方法ではあります。

不要な部分を切り落とす

 

これは小さなお花を花の姿そのまま押すとき、また大きなお花を花びらごとに分解して押すときの両方にいえることです。

 

小さなお花を押すときは茎の部分を額のなるべく根元から短く切ります。

また厚みのあるお花の場合は、額の部分をなるべく薄くした方がいいので、カッターやナイフで薄くカットします。

ただし、マーガレット、ガーベラなどキクの類は額の部分を深く切ってしまうとお花がバラバラになってしまうので気をつけてください。

 

また花弁を一枚ずつ押すときも根元の部分をすこし切り落として置く方が、水分が抜けやすく、まっすぐきれいに押せるのでよいと思います。

シートにならべるお花の大きさを揃える

 

不要な部分を切り落として押す準備のできたお花たちを今度はシート(半紙、フラワーシートなど)に並べていきますが、

このとき同じシートに並べるお花はなるべく「同じ種類の厚みや大きさのそろったもの」にしたほうがよいです。

 

例えば、

・菊とあじさいは別のシートに押します。

・ビオラの花、茎、葉を押したいときはそれぞれ別のシートに押します。

 

ごく少数ずつ押したい場合は同じシートに別々のものをはさんでもよいと思いますが、

ある程度量がある場合は別々にした方がきれいに仕上がります。

乾燥剤を多めに使う

押し花制作のための乾燥シートを使っている場合でも、

押したお花を密閉袋に入れて、さらに乾燥剤(シリカゲル等)を一緒に入れた方がはやくよく乾燥します。

乾燥シートがなく、半紙、新聞紙などで制作する場合はなおさら乾燥剤を多く使用したほうがよいと思います。

 

特に大きいお花や、厚みのあるお花を押す場合は乾燥剤を多めに入れておくほうが結果がよくなります。

目安として、シートの上下にシートを覆うくらい乾燥剤を敷き詰めておきます。

 

シリカゲルには天日干しやレンジで加熱して再利用できるものもありますから、一度揃えれば繰り返し何度も使うことができます。

乾燥剤はドラッグストアやネット販売のほか、100均でも売っています。

 

※乾燥シートはこちらがおすすめです。(リンク先はAmazonです。)

⇒「オーアールエス 押し花 乾燥シートセットFS-106

まとめ

今回は押し花制作を成功させるために簡単にできるコツを5つ紹介しました!

紹介したものはどれも簡単にできますが、とても大事なことですので、ぜひ実践してみてください。

 

押し花制作におすすめのお花は別の記事にまとめてありますので、こちらもご覧ください

 

【押し花】初心者必見!簡単にできるおすすめ花種10選。押し花に向いてるお花って?

 

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